握手考


8さんの日記に興味深いコトが書いてあったので、うちも言及してみる。
http://d.hatena.ne.jp/t-fc8/20090818



娘。の結成当初の握手会と今が何が違うかと言えば、
モーニング娘。としての自我を備えた握手会イベントか、否かってことじゃないですかね。


形式的には8さんの仰るように同じかもしれないけど、
当時は自我を形成していく過程そのものであった握手会が、
今は現存する他のアイドルグループの後追いのしかも受け売りのようなやり方で、
プライドそれ以前にアイデンティティが完全に欠落した状況だし、
(それが誰かは分からないけど、誰かの尻拭いのように今のメンバーが握手をしてるように感じるし)、
うち的は虚しさを禁じ得ないというか・・・




まあ最初からなりふり構わず握手会してる(むしろ加速中)
アイドリング!!!のヲタからすると、「その握手に魂はあるのかい?」っていう。(笑)

我が軍や、AKBさん、他の地下アイドルもプロセスこそ違えど、
「なりふり構わないことがむしろ信条」みたいな根底の部分では同じだし。


まあそこが危機感と隣り合わせでやってる人たちかどうかってトコか。

まあ、ただ無知にスネてただけの自分の数年間は棚に上げて、
バラエティ出て、好き勝手喋っただけでなんか活躍したことになってる道重さんには縁遠い話ですね。(爆)



自我とか、アイデンティティとか、魂とか、もしくは主体性とか、
言い方はいろいろあるんだけど、まあ総じて精神論でくくれてしまうのは悲しいけど、
まあ娘。界隈を見ていると、間違いなくそれら抜け落ちてる握手会なのは間違いないかなって。




なんていうか、中心軸とか核がないって感じ。


シングルを40曲も積み上げてきたけど、
いつからかどこからか新曲をただこなすだけというか、
消費するだけになってる現状と同じではあるけど。



僕の中でモーニング娘。ってのは
ラベルだけは結構張り替えてるけど、中に液体が入ってないジュースの容器みたいなもんだなぁ、今は。
小手先の改革だけでどうなりますやら。