1日経って・・・
だいぶ全容が掴めてきた。
フランスに到着後、ディープの呼吸器に乱れ
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日本の獣医は仏での活動は出来ないので、現地の獣医が検診。
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治療薬として、イプラトロピウムを処方される。
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その際、ドーピングに引っ掛かるので、レース直前には控えるように言われる。
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しかし、その点がうまく伝わらず曖昧に。
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結果、指示された薬の用法を守らないで、レース直前までそのまま投与。
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体内にイプラトロピウムが残留した状態で凱旋門賞出走。
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今に至る。
と、まあ簡単に言うとこういうコトになりますね。
現地の獣医とのコミュニケーションに問題があった
という話で思い出されるのが
サクラローレルが凱旋門賞の前哨戦のフォア賞に出たときの話・・・
あの時はレース中に屈腱を部分断裂し、現地の獣医に
「競走能力を喪失した、日本に連れて帰らず安楽死することも可能だが。」
と言われたんだけども、
調教助手がよく分からず「イエス、イエス」と言ってしまい、
安楽死させられる寸前の段階だった時に
馬房を間借りしていた厩舎のフランス人スタッフに止められて、
すんでのところ、安楽死を免れたんですよね。
まあ、その時はマトモに現地コーディネーターなんか居なかったし、
JRAのフランス事務所の職員も出張ってきてないから、
仕方ないとも言えるけど、
今回はあんだけ取り巻きがいたのに同じような単純ミスだもんなぁ。
池江先生も複雑だろうなぁ、
スタッフを信頼してきて、今まで一度も放牧に出さず自厩舎で調整したり、
今回も府中で検疫させたりしてるんだし。
まあ正直ガッカリだよね、全然防げたもん。
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