コンスタンティン
今日は渋谷ピカデリーで、
『コンスタンティン』を観てきました。
単刀直入に言うと、かなり面白かったです(笑)
ストーリー全体の持っていき方は基本に忠実だけども、
かといって、ありふれてる訳でもないし。
面白かったのが、
キャラクターの精神描写が多面的で、
何シーンか、”普通の描写(観客が普段捉えている描写)”とは
それとまた別に”深い描写”が有って・・・。
謎かけみたく、キャラクターの精神描写を映像の中に隠していて、
ものすごく手が込んでるなっと。
それが結構、
天国、地獄、人間界という3面で出来ている世界観を
リアリティのあるものに仕立ててる感じです。
地獄のシーンは結構出てきたのにも関わらず、
天国のシーンは1カットのみ、ここら辺も結構考えてますね〜。
あと、
そこらのコメディ映画より、良いセンスのユーモアが有るし。
SF映画だとか、娯楽映画だとか、定義付けするのが難しい映画ですね(笑)
主演のキアヌさんは、良くもなく悪くもなく・・・
マトリックスシリーズみたいに
「この役は彼じゃなきゃできない」って思わせる程でもなかったかなぁ。